【忙しい人向け】アロマ精油を手軽に使う3つの方法

今回は、毎日が忙しいあなたにこそオススメしたいアロマテラピー、「いつでも」「どこでも」「簡単に」をコンセプトに絞って解説します。


以下が3つの方法です。

・ティッシュペーパーを使った芳香浴法。
・精油以外は何も使わない吸入法。
・お湯を入れたマグカップを使った芳香浴法と蒸気吸入法。

精油1つと身近にあるものでもアロマテラピーは可能です。

アロマディフューザーなどの特別な器具も不要です。

この記事では、簡単な3つの方法を分かりやすく、短くまとめて解説します。

精油を準備

まずは精油が必要です、これが無いと始まりません。

すでにお持ちの方は、次へ読み飛ばして構いません。

もし、まだ手元に無ければ、アロマテラピー専門店、雑貨店さん、インテリアショップ、またお近くにお店が無い場合はインターネットで購入することができます。

お店によっては精油のサンプルが置いてあるので、あなたの好きな匂いを選びましょう。

最初は深く考えずに、自分が「好きだ!」と思った香りの精油を手にするのがいいですよ。

どうしても、決まらない時は定番の「ラベンダー」、「オレンジスイート」、「ティーツリー」の3つの中から選ぶのがオススメです。

オススメ精油3種類の効果

ラベンダー リラックス効果
オレンジスイート 緊張や不安感の緩和効果
ティートリー 意欲の高揚効果

グレープフルーツ、ベルガモット、レモンは「光毒性」という日光などの強い紫外線で皮膚に炎症やシミなどを起こす性質があります。
日光があたる環境下での使用は注意が必要です。
また、これらの精油でも「フロクマリンフリー」と書かれた精油は「光毒性」の性質を蒸留によって除去された物なので日中の使用でも安全です。

ティッシュペーパー1枚で精油の香りを拡散【芳香浴法】

ティッシュペーパー1枚を4つ折りにします。

それに精油を2~3滴ほど垂らします。

机の上や枕元に置くだけで精油の香りが漂ってきますよ。

また、外出時もバッグに入れたり車の中へ「香り」を持ち運べて便利です。

使い終わったらゴミ箱へ捨てるだけという手軽さです。

慣れてきたら、「オレンジスイート」2滴、「ラベンダー」1滴とブレンドするのもおすすめです。

持続性 ★☆☆☆☆
拡散性 ★☆☆☆☆
手軽さ ★★★★☆

ティッシュの代わりにハンカチを使うことも可能ですが、精油(エッセンシャルオイル)の種類によってはハンカチにシミができることがあるので注意が必要です。

精油のビンから「香り」を楽しむ【吸入法】

精油のビンのフタを開け、鼻に近づけ軽く吸い込みます。

直接、体に香りを取り入れる感覚です。

持ち運びも簡単で好きな時に楽しめる、これに勝る手軽さはないでしょう。

持続性 ☆☆☆☆☆
拡散性 ☆☆☆☆☆
手軽さ ★★★★★

マグカップを使って「香り」を楽しむ2つの方法

この方法はお湯が冷めるまで「蒸気吸入法」、「芳香浴法」の2通りのアロマが楽しめます。

精油を拡散する芳香浴法

マグカップに熱めのお湯を適当に注ぎます。

余り少ないとすぐ冷めてしまうので、7~8分目くらいがいいでしょう。

そこに精油を1~3滴、落とします。

入れてから数分は湯気とともに香りが広がります。

電気式の保温性コースターを利用すると効果が持続します。

ここまでは「芳香浴法」と呼ばれるものです。

精油とお湯から出る湯気を取り入れる蒸気吸入法

もう1つが「蒸気吸入法」と呼ばれるものです。

精油は抗菌、抗ウイルス効果のある「ティートリー」、または「ラベンダー」を使います。

マグカップに顔を近づけ、湯気の刺激が目に強いため入らぬように必ず目を閉じます。

吸入の目安時間は5~10分ほどです。鼻からゆっくり吸い込み、口からゆっくり吐き出します。

風邪で鼻や喉の調子が悪いときは、この湯気を吸入すると効果が期待できます。

精油の成分が鼻などから毛細血管から体内へ取り入れられます。

持続性 ★★☆☆☆
拡散性 ★★☆☆☆
手軽さ ★★★★☆

マグカップのお湯は間違えて飲んでしまわないように使い終わったら捨てましょう。
また、精油の香りが残らないようにすぐ洗うことをオススメします。

まとめ~お手軽アロマテラピーは「いつでも」「どこでも」「簡単」の三拍子

忙しい時のちょっとした時間の合間や場所も選ばず、精油さえあれば気軽に使えるアロマテラピーを解説しました。

今まで、アロマテラピーは敷居が高いとイメージされていて、敬遠していたならもったいないです。

ぜひとも、これをきっかけに生活の一部にアロマを加えてみてください。

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